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美容内服薬とサプリの違いは?成分・選び方を解説

美容内服薬

美容のために飲むものを探していると、「美容内服薬とサプリは何が違うの?」と思うことはありませんか?

ビタミンCやビタミンEなど、似た成分名が書かれた商品も多いため、「成分が同じならサプリでも同じなのでは?」と感じる方もいるでしょう。

美容内服薬とサプリの大きな違いは、単純な成分量ではなく、

・医薬品として使うものなのか?
・食品として栄養を補うものなのか?

という位置づけにあります。

そして、実際に選ぶときは「医療用医薬品」と「サプリ」の2種類だけで考えないほうがいいです。

ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品もあるため、
美容目的の飲むケアは

・医療用医薬品
・一般用医薬品
・サプリ

の3つに分けるとわかりやすいです。

種類 位置づけ 主な特徴 選ぶときのポイント
医療用医薬品 医薬品 医療機関で診察を受け、医師が必要性を判断して使用する 肌悩みや体調、併用薬まで相談したい人
一般用医薬品 医薬品 承認された効能・効果や用法・用量があり、薬局などで購入できる 市販薬の効能・効果に自分の目的が当てはまる人
サプリメント 食品 ビタミンやミネラルなどを補給する目的で利用される 毎日の食生活を補う目的で取り入れたい人

ここを理解しておくと、

・医薬品のほうが成分量が多いから上
・サプリなら食品だから何種類飲んでも大丈夫

といった単純な比較をしなくて済みます。

美容内服薬を検討している方は、まず医薬品とサプリの役割の違いを知り、そのうえで自分が求めているものに近い方法を選ぶことが大切です。

以下の記事も参考にしてみてください。
→美容内服薬は効果がない?実感しにくい理由と見直しポイント

 

  1. 美容内服薬とサプリの違いは「薬か食品か」が基本
    1. 美容内服薬は法律上の正式な医薬品分類ではない
    2. サプリメントは医薬品ではなく食品として扱われる
    3. ドラッグストアの美容系ビタミン剤はサプリとは限らない
  2. 美容内服薬・市販薬・サプリの違いを7項目で比較
    1. 違い1.目的と表示できる内容が違う
    2. 違い2.医師による診察の有無が違う
    3. 違い3.「効能・効果」と「摂取目安量」は意味が違う
    4. 違い4.品質管理や製造のルールが違う
    5. 違い5.医薬品のほうが必ず成分量が多いとは限らない
    6. 違い6.同じ成分でも配合されている理由が違う
    7. 違い7.飲み合わせの確認方法が違う
  3. 同じビタミンCでも美容内服薬とサプリは何が違う?
    1. 医療用のシナールはビタミンCだけのサプリではない
    2. 市販のビタミンC医薬品もサプリとは別物
  4. L-システインは美容内服薬とサプリでどう違う?
  5. トラネキサム酸はサプリと同じ感覚で考えない
    1. 医療用トランサミンの承認効能に肝斑は記載されていない
    2. 肝斑を効能とする市販薬もある
  6. サプリにも種類がある|「食品だから全部同じ」ではない
    1. 栄養機能食品は「医薬品に近いサプリ」という意味ではない
    2. 機能性表示食品も医薬品とは異なる
  7. 美容内服薬とサプリは成分量が同じなら効果も同じ?
  8. 美容内服薬とサプリはどっちを選ぶ?目的別に考えるとわかりやすい
    1. 栄養を補いたいならサプリの役割と合いやすい
    2. 具体的な肌悩みを相談したいなら美容内服薬を検討しやすい
  9. サプリから美容内服薬に切り替えるときに確認したいこと
    1. 現在飲んでいる商品の成分表示を残しておく
    2. 「何を飲んでいるか」ではなく1日量まで確認する
  10. 美容内服薬とサプリは一緒に飲める?
    1. ビタミンCの重複を確認する
    2. ビタミンEやB群も重なりやすい
  11. 「サプリより美容内服薬のほうが効く」と単純に比較できない理由
  12. 美容内服薬を検討するなら「成分数の多さ」だけで選ばない
  13. 美容内服薬とサプリの違いについてよくある質問
    1. 美容内服薬とサプリはどちらのほうが効果がありますか?
    2. ビタミンCサプリとシナールは同じですか?
    3. ドラッグストアのビタミン剤は全部サプリですか?
    4. サプリを飲んでいれば美容内服薬は必要ありませんか?
    5. 美容内服薬を始めたらサプリはやめたほうがいいですか?
    6. サプリなら副作用を心配しなくても大丈夫ですか?
    7. 美容内服薬はすべて美容目的で承認された薬ですか?
    8. 美容内服薬をオンラインで相談するメリットは何ですか?
  14. 美容内服薬とサプリの違いまとめ

美容内服薬とサプリの違いは「薬か食品か」が基本

美容内服薬とサプリの違いを最も簡単に整理すると、

・医薬品として一定の効能・効果や用法・用量が定められているか?
・食品として利用するものか?

という違いです。

見た目が同じ錠剤やカプセルでも、制度上の位置づけは同じではありません。

サプリメントは日常会話ではよく使われる言葉ですが、日本では法令上の明確な定義がありません。

一般的には、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など特定の成分を錠剤やカプセルなどで摂取する健康食品が「サプリメント」と呼ばれています。

そのため、パッケージが薬のように見える商品でも、「医薬品」「第3類医薬品」などの表示がなく食品として販売されていれば、医薬品とは別に考える必要があります。

美容内服薬は法律上の正式な医薬品分類ではない

まず知っておきたいのが、「美容内服薬」という名称そのものが、医薬品の法律上の正式な分類名ではないという点です。

美容医療の分野では、シナール、トラネキサム酸、ハイチオール、ユベラ、ビタミンB群など、美容目的で使用される内服薬をまとめて「美容内服薬」と呼ぶことがあります。

つまり、「美容内服薬」という名前の1種類の薬があるわけではありません。

何が処方されるかは医療機関やプランによって異なり、肌の状態、希望、既往歴、現在使用している薬などを確認したうえで医師が判断します。

この点を理解しておくと、

・美容内服薬ならどこで買っても同じ
・同じセット名なら中身も同じ

と考えてしまうのを防げます。

サプリメントは医薬品ではなく食品として扱われる

サプリメントは、原則として食品の一種として考えます。

ビタミンC、ビタミンE、鉄、亜鉛、コラーゲンなど、美容や健康を意識した成分を補給しやすいことがサプリの大きな特徴です。

食生活だけでは不足しやすい栄養素を補ったり、毎日の栄養管理をしやすくしたりする用途には取り入れやすい方法といえます。

食品であるため、医薬品のように

・この病気を治療する
・この症状を改善する

といった疾病の治療を目的とした効能・効果を表示するものではありません。

美容目的の商品を見るときも、「美白」「肌荒れ」「シミ」などのイメージだけではなく、商品が医薬品なのか食品なのかを最初に確認すると違いがわかるでしょう。

ドラッグストアの美容系ビタミン剤はサプリとは限らない

特に間違えやすいのが、ドラッグストアや通販で販売されている錠剤タイプの商品です。

店頭にはサプリメントだけでなく、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」などの一般用医薬品も並んでいるため、見た目だけでは区別しにくいことがあります。

たとえばビタミンCを主成分とした商品でも、食品として販売されるサプリもあれば、「しみ・そばかす」など一定の効能・効果が認められた一般用医薬品もあります。

そのため、「クリニックの薬かサプリか」の2択で考えるのではなく、市販薬という3つ目の選択肢があることも覚えておいてください。

美容内服薬・市販薬・サプリの違いを7項目で比較

美容のために飲むものを選ぶ際は、成分名だけを比較するより、

・何のために使うものなのか
・どのように品質や表示が管理されているか

を見るほうが違いを把握できます。

比較項目 医療用の美容内服薬 一般用医薬品 サプリメント
分類 医薬品 医薬品 食品
主な目的 医師が症状や目的に合わせて使用を判断 承認された効能・効果を目的に使用 栄養の補給・健康維持
購入・利用方法 医療機関で診察を受ける 薬局・ドラッグストア・医薬品通販など 店舗・通販など
効能・効果の表示 承認内容が定められている 商品ごとに承認された表示がある 疾病治療を目的とした表示はできない
用法・用量 医薬品として定められている 商品ごとに定められている 1日摂取目安量などを確認する
相談相手 医師・薬剤師 薬剤師・登録販売者など 基本的に自分で選択する
選び方の中心 症状・目的・既往歴・併用薬 効能・効果と自分の症状 不足する栄養素・配合量・摂取目安

違い1.目的と表示できる内容が違う

医薬品とサプリの大きな違いのひとつが、どのような目的で使用し、どのような表示が認められているかという点です。

医薬品には商品ごとに効能・効果があり、その範囲で使用方法が定められています。

サプリメントは食品なので、医薬品のように病気や症状の治療を目的とした効能・効果を表示するものではありません。

そのため、

・肌について具体的な悩みがあり、その悩みに対して医薬品を検討したい。 のか、
・普段の食事で不足しやすい栄養素を補いたい。

のかで、選択肢は変わってきます。

違い2.医師による診察の有無が違う

クリニックなどで扱われている美容内服薬は、診察や問診をもとに医師が処方するかどうかを判断する点がサプリとの大きな違いです。

現在飲んでいる薬、サプリ、持病、アレルギーなども伝えたうえで相談できるため、
「自分で成分を組み合わせるのが難しい」と感じる人には、この診察自体がメリットになります。

サプリは自分で購入して始められる手軽さがあります。

どちらが便利かだけで決めるのではなく、自分で選びたいのか、成分について医師と相談したいのかという違いで考えると選びやすくなります。

違い3.「効能・効果」と「摂取目安量」は意味が違う

医薬品のパッケージや添付文書には「効能・効果」「用法・用量」といった項目があります。

サプリの場合は「1日当たりの摂取目安量」などが表示されますが、この摂取目安量は医薬品の用法・用量と同じ意味ではありません。

たとえば「1日2粒」と書かれたサプリと「1日2錠」と書かれた医薬品があっても、数字が同じだから同じ作用を期待できるという意味ではありません。

商品を見るときは錠数だけでなく、「医薬品」「栄養機能食品」「機能性表示食品」など、どの区分で販売されている商品なのかまで確認することが大切です。

違い4.品質管理や製造のルールが違う

医薬品は、有効成分の量や純度、製造工程などについて、医薬品として求められる品質管理のルールに基づいて製造されます。

健康食品やサプリにも品質管理を重視して製造されている商品はありますが、すべてのサプリが医薬品とまったく同じ制度で管理されているわけではありません。

このため、「同じビタミンCが入っているから完全に同じ商品」とは考えず、商品区分、原材料、成分量、製造元などをまとめて見ることが重要です。

違い5.医薬品のほうが必ず成分量が多いとは限らない

美容内服薬とサプリを比較するとき、「医薬品は高濃度、サプリは低濃度」と説明されることがありますが、常に当てはまるわけではありません。

サプリでも1日当たりの含有量が多い商品はありますし、医薬品でも成分や使用目的によって用量はそれぞれ異なります。

そのため、単純に数字が大きいほうを選ぶのではなく、医薬品なら承認された効能・効果と用法・用量、サプリなら栄養補給の目的と摂取目安量を見る必要があります。

「何mg入っているか」は比較材料のひとつですが、美容内服薬とサプリの違いを判断する唯一の基準ではありません。

違い6.同じ成分でも配合されている理由が違う

ビタミンCやビタミンEのように、医薬品とサプリの両方で見かける成分は少なくありません。

同じ名前の成分が入っていても、医薬品では承認された目的に合わせた製剤として使われ、サプリでは栄養成分を補給する食品として配合されます。

この「何のための商品なのか」という違いを見ずに、成分名だけを比較すると美容内服薬とサプリが同じものに見えてしまいます。

違い7.飲み合わせの確認方法が違う

医療機関で美容内服薬を相談するときは、現在使用している処方薬、市販薬、サプリなどをまとめて医師へ伝えることができます。

サプリは自分で追加できるため、複数の商品を利用していると知らないうちに同じビタミンやミネラルを重ねて摂取していることがあります。

サプリも食品だから何種類でも自由に組み合わせればよいわけではありません。

美容内服薬との併用を考えている場合は、飲んでいる商品の名前や成分表示を診察時に見せると確認してもらいやすくなります。

同じビタミンCでも美容内服薬とサプリは何が違う?

美容内服薬とサプリの違いを理解するうえで、最もイメージしやすいのがビタミンCです。

ビタミンCは食品から摂取できる栄養素であり、サプリにも広く配合されています。

その一方で、アスコルビン酸を有効成分とする医療用医薬品や、ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品もあります。

つまり、「ビタミンC」という言葉だけを見ても、それがサプリなのか市販薬なのか医療用医薬品なのかは判断できません。

医療用のシナールはビタミンCだけのサプリではない

美容内服でよく名前を見かける「シナール配合錠」は、アスコルビン酸とパントテン酸カルシウムを配合した医療用医薬品です。

シナール配合錠1錠にはアスコルビン酸200mgとパントテン酸カルシウム3mgが含まれ、添付文書にはビタミン類の補給や炎症後の色素沈着などが効能・効果として記載されています。

ここが、単に「ビタミンCを摂取する食品」である一般的なビタミンCサプリとの違いです。

サプリにもビタミンCは含まれていますが、シナールと同じ成分名が見えるからといって、同じ位置づけの商品になるわけではありません。

市販のビタミンC医薬品もサプリとは別物

さらにややこしいのが、ドラッグストアなどで販売されているビタミンC主薬製剤です。

現在は一般用医薬品として販売されているビタミンC製剤もあり、「ビタミンCを買う=サプリを買う」とは限りません。

市販の医薬品には商品ごとに効能・効果、用法・用量、使用上の注意があります。

ビタミンCを探すときは、商品名や含有量を見る前に、パッケージに「第3類医薬品」などの表示があるか確認すると区別しやすくなります。

L-システインは美容内服薬とサプリでどう違う?

L-システインも、美容を目的とした商品でよく見かける成分です。

L-システインという成分名だけを見ると同じように感じますが、医療用医薬品、一般用医薬品、健康食品では商品の目的が異なります。

医療用医薬品のハイチオール錠はL-システイン製剤であり、添付文書では湿疹、じん麻疹、薬疹、尋常性ざ瘡などが効能・効果として記載されています。

そのため、「L-システイン=シミのためだけの美容成分」と覚えてしまうと、医薬品としての本来の位置づけを正しく理解できません。

市販の美容系医薬品ではL-システインとビタミンCなどを組み合わせた製品もあり、サプリにもアミノ酸の一種として配合されることがあります。

大切なのは、L-システインが入っているかだけではなく、その商品が医薬品なのか食品なのか、何を目的とした製品なのかまで確認することです。

トラネキサム酸はサプリと同じ感覚で考えない

美容内服を調べていると、トラネキサム酸という成分を目にする機会も多いでしょう。

トラネキサム酸はビタミンCのような栄養素ではなく、医薬品の有効成分です。

そのため、「美容に使われる成分だからサプリでも同じように摂ればよい」という考え方には当てはまりません。

医療用トランサミンの承認効能に肝斑は記載されていない

ここは美容内服薬を理解するうえで特に重要なポイントです。

医療用のトランサミンはトラネキサム酸製剤ですが、現在の添付文書に記載された効能・効果には、出血傾向や湿疹などの症状、咽喉頭炎などが含まれています。

医療用トランサミンの添付文書には、「肝斑」は承認された効能・効果として記載されていません。

美容医療では肝斑などを目的としてトラネキサム酸が用いられることがありますが、

・医薬品として承認されている効能 と
・美容医療で行われる診療上の使用

を分けて理解する必要があります。

この違いを知っておくと、「クリニックで出される薬だから美容目的のすべての使い方が国に承認されている」と誤解しなくて済むでしょう。

肝斑を効能とする市販薬もある

さらに、トラネキサム酸を含む一般用医薬品の中には、肝斑を効能とする第1類医薬品もあります。

つまり、同じトラネキサム酸でも、医療用医薬品の商品と一般用医薬品の商品では承認されている効能・効果が同一とは限りません。

美容内服薬を比較するときに「成分が同じなら全部同じ」と判断できない理由が、ここにもあります。

サプリにも種類がある|「食品だから全部同じ」ではない

美容内服薬との違いを理解するには、サプリ側の分類についても少し知っておくと商品を選びやすくなります。

サプリメントという言葉自体には法令上の明確な定義がありませんが、食品の中には一定の条件で栄養機能や保健機能を表示できる制度があります。

食品の種類 特徴
一般的な健康食品・サプリ 食品として販売され、疾病の治療を目的とした効能・効果は表示できない
栄養機能食品 国が定めた基準を満たした栄養成分について、定められた栄養機能を表示できる
機能性表示食品 事業者の責任で科学的根拠を届け出て、届出内容に沿った機能性を表示する
特定保健用食品 国が個別に審査し、許可された保健用途を表示できる

栄養機能食品は「医薬品に近いサプリ」という意味ではない

ビタミンやミネラルのサプリを見ると、「栄養機能食品」と表示されている商品があります。

栄養機能食品は、定められた栄養成分について一定の基準を満たした場合に、国が定めた表現で栄養成分の機能を表示できる食品です。

たとえばビタミンCは栄養機能食品の対象となる栄養成分ですが、栄養機能食品になったから医薬品へ変わるわけではありません。

美容内服薬と比較するときも、「機能という言葉が書いてあるから薬と同じ」と考えないことがポイントです。

機能性表示食品も医薬品とは異なる

機能性表示食品は、事業者が安全性や機能性に関する科学的根拠などを消費者庁へ届け出ることで、届出内容に沿った機能性を表示できる食品です。

特定保健用食品とは異なり、国が商品ごとに機能性を審査して許可する制度ではありません。

機能性表示食品にも科学的根拠は求められますが、医薬品の承認された効能・効果と同じ仕組みではないことを知っておきましょう。

美容内服薬とサプリは成分量が同じなら効果も同じ?

成分量が同じでも、「同じ効果になる」とは言い切れません。

医薬品とサプリでは使用目的、製品としての位置づけ、配合成分、用法や摂取方法などが異なるため、数字だけを抜き出して比較することはできないからです。

たとえばビタミンCが500mg含まれる商品同士でも、片方が食品、もう片方が医薬品なら、それぞれの商品が想定している使用目的は異なります。

さらに複数成分の製剤では、主成分以外に何が配合されているかも違います。

美容内服薬とサプリを比較するときは、次の順番で商品を見ると違いを把握しやすくなります。

  1. 医薬品なのか食品なのかを確認する
  2. 何を目的としている商品なのかを確認する
  3. 含まれている成分を確認する
  4. 1日当たりの使用量・摂取目安量を確認する
  5. 現在飲んでいる薬やサプリとの重複を確認する

この順番で見ると、「○mgだからこちらのほうが強い」といった単純な比較ではなく、自分の目的に合った選び方がしやすくなります。

美容内服薬とサプリはどっちを選ぶ?目的別に考えるとわかりやすい

美容内服薬とサプリのどちらを選ぶか迷ったときは、「どちらが上か」ではなく「何のために飲みたいのか」で考えると答えが見つけやすくなります。

目的 考えやすい選択肢 理由
不足しやすいビタミンやミネラルを補いたい サプリ 栄養補給というサプリ本来の目的に合いやすい
市販薬の効能・効果に当てはまる症状がある 一般用医薬品 商品ごとに認められた効能・効果を確認して選べる
自分の肌悩みに合う成分が分からない 医療機関へ相談 症状や体調を確認しながら医師と相談できる
複数の美容内服成分を検討している 医療機関へ相談 併用薬や既往歴も含めて確認しやすい
毎日の食生活の補助として続けたい サプリ 日常的な栄養補給として取り入れやすい

栄養を補いたいならサプリの役割と合いやすい

食生活が不規則でビタミンやミネラルの不足が気になるなど、栄養補助を目的としているなら、サプリは目的と合いやすい選択肢です。

ビタミンC、鉄、亜鉛など、日常的な栄養管理を目的とした商品が豊富で、自分の食生活に合わせて選べることもサプリの使いやすさにつながっています。

美容目的であっても、「治療したい症状がある」というより「普段の食事を補いたい」という考えなら、まず栄養面から整理すると選びやすくなります。

具体的な肌悩みを相談したいなら美容内服薬を検討しやすい

シミや肌荒れなど具体的な悩みがあり、自分でビタミンや医薬品を組み合わせることに迷っているなら、医療機関へ相談する方法があります。

美容内服のメリットは薬そのものだけではなく、現在の悩み、既往歴、服用中の薬などを伝えたうえで相談できるところにもあります。

特に複数の成分を組み合わせたい場合は、「有名な成分を全部飲む」という決め方より、何を目的として使うのかを整理するほうが分かりやすくなります。

オンラインで美容内服薬を相談する流れや、Actually,(アクチュアリー,)でどのような美容内服が扱われているのかを詳しく知りたい方は、次の記事で詳しくまとめています。

→Actually,(アクチュアリー,)の美容内服薬の口コミ・評判を詳しく見る

サプリから美容内服薬に切り替えるときに確認したいこと

今まで美容サプリを飲んでいた方が美容内服薬を始める場合、サプリをすべてやめる必要があるとは限りません。

大切なのは、今飲んでいるものを一度整理し、同じ成分が重なっていないか確認することです。

現在飲んでいる商品の成分表示を残しておく

診察時に「美容サプリを飲んでいます」とだけ伝えるより、商品名や成分表示まで伝えたほうが内容を確認してもらいやすくなります。

サプリの容器を持参する必要がないオンライン診療でも、パッケージや成分表示をスマートフォンで撮影しておけば確認しやすくなります。

ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群などは美容内服薬とサプリの両方に含まれていることがあるため、特に確認しておきたい成分です。

「何を飲んでいるか」ではなく1日量まで確認する

同じ成分を含む商品を複数利用していても、商品名だけでは実際にどの程度摂取しているのか分からないことがあります。

現在利用しているサプリについて、商品名、1日に飲む量、1日分に含まれる成分量の3点を確認しておくと整理しやすくなります。

オンライン診療で美容内服を相談するときにも、この情報が分かっていると医師へ伝えやすくなります。

美容内服薬とサプリは一緒に飲める?

美容内服薬とサプリを一緒に利用できる場合はありますが、すべての組み合わせを自己判断で追加してよいとは限りません。

確認したいのは「薬とサプリだから危険」という単純な話ではなく、同じ成分の重複や、現在服用している薬との相互作用がないかという点です。

医薬品とサプリの組み合わせによっては、薬の作用に影響を与える可能性があるものも知られています。

そのため美容内服薬を処方してもらう場合は、普段使っているサプリや健康食品も含めて診察時に伝えておくのがおすすめです。

ビタミンCの重複を確認する

美容系のサプリや市販薬では、ビタミンCが複数の商品に入っていることがあります。

美容内服としてシナールなどを使用することになった場合は、以前から飲んでいたビタミンCサプリをそのまま追加する前に、1日分の内容を確認しましょう。

「ビタミンだから多いほど美容に良い」と考えるのではなく、現在使用しているものを含めて全体を見ることがポイントです。

ビタミンEやB群も重なりやすい

ユベラなどビタミンEを含む医薬品や、ビタミンB群を含む製剤と、マルチビタミンサプリを一緒に使うと同じ栄養素が重なることがあります。

マルチビタミンは1商品に多数の成分が入っているため、単品サプリよりも重複に気づきにくいことがあります。

美容内服薬を追加するときは、新しく飲む薬だけでなく、以前から飲んでいる商品もまとめて確認すると分かりやすくなります。

「サプリより美容内服薬のほうが効く」と単純に比較できない理由

検索していると、

「美容内服薬のほうがサプリより効く」
「処方薬のほうが成分が濃い」

といった説明を目にすることがあります。

けれども、美容内服薬とサプリはそもそもの目的が異なるため、すべての商品を同じ基準で優劣比較するのは適切ではありません。

栄養不足を補うことが目的ならサプリの役割と合っていますし、具体的な症状について医師へ相談したいなら美容内服薬という選択肢が考えやすくなります。

また、一般用医薬品の効能・効果に自分の目的が当てはまるなら、ドラッグストアなどで市販薬を選ぶ方法もあります。

重要なのは「薬のほうが上、サプリのほうが下」と決めることではなく、目的が違うものを同じ土俵で比べないことです。

美容内服薬を検討するなら「成分数の多さ」だけで選ばない

美容内服では、複数の医薬品を組み合わせたセットを見かけることがあります。

成分の種類が多いと充実しているように感じますが、自分に必要な成分が何か分からないまま「5種類だから3種類より良さそう」と判断する必要はありません。

確認したいのは、セットに何種類入っているかよりも、自分が何について相談したくて、それぞれの薬がなぜ候補になるのかという点です。

診察時に「この薬を全部飲みたい」と決めてしまうより、気になる肌悩み、現在飲んでいる薬やサプリ、過去に合わなかった薬などを伝えるほうが相談しやすくなります。

美容内服薬とサプリの違いについてよくある質問

美容内服薬とサプリはどちらのほうが効果がありますか?

どちらが常に優れているとは比較できません。

美容内服薬は医薬品として使用され、サプリは食品として栄養補給を目的とするため、そもそも役割が異なります。

具体的な肌悩みを医師へ相談したいのか、食生活で不足しやすい栄養素を補いたいのかで選択肢を分けると分かりやすくなります。

ビタミンCサプリとシナールは同じですか?

同じではありません。

どちらにもビタミンCが含まれることはありますが、医療用シナール配合錠はアスコルビン酸とパントテン酸カルシウムを含む医薬品です。

一般的なビタミンCサプリは食品として販売されるため、ビタミンCという成分名だけを理由に同じものと判断することはできません。

ドラッグストアのビタミン剤は全部サプリですか?

いいえ、サプリだけではありません。

ドラッグストアには健康食品として販売されるサプリのほか、第1類・第2類・第3類医薬品などの一般用医薬品も販売されています。

パッケージに記載された医薬品区分を見ると、食品なのか一般用医薬品なのかを確認できます。

サプリを飲んでいれば美容内服薬は必要ありませんか?

サプリを飲んでいるかどうかだけでは判断できません。

サプリは栄養補助を目的とした食品であり、美容内服薬は医療上の目的や肌の状態などを踏まえて使用を検討する医薬品だからです。

具体的な肌悩みがあり美容内服薬を検討しているなら、サプリの有無ではなく、現在の状態や希望を医師へ伝えて相談する方法があります。

美容内服薬を始めたらサプリはやめたほうがいいですか?

必ずすべてやめるという意味ではありません。

美容内服薬とサプリで同じ成分が重なることがあるため、現在飲んでいる商品を診察時に伝えて確認してもらうと分かりやすくなります。

特にマルチビタミンなど複数成分を含むサプリは、商品名だけでなく成分表示まで確認しておくとスムーズです。

サプリなら副作用を心配しなくても大丈夫ですか?

食品だから必ず何も起こらないという意味ではありません。

サプリでも摂取量や体質、使用している薬との組み合わせなどによって、体調へ影響する可能性があります。

複数の健康食品を使用している場合や治療中の薬がある場合は、医師や薬剤師へ商品名や成分を伝えて確認すると安心です。

美容内服薬はすべて美容目的で承認された薬ですか?

いいえ、すべてが美容目的の効能・効果として承認されているわけではありません。

たとえば医療用トラネキサム酸製剤のトランサミンは、現在の添付文書で肝斑を承認効能として記載している医薬品ではありません。

美容医療で使用される薬を見るときは、

・医薬品であること と
・その美容目的が承認効能であること 

を分けて考える必要があります。

美容内服薬をオンラインで相談するメリットは何ですか?

通院せずに診察を受けられ、普段飲んでいる薬やサプリについて医師へ相談できることがメリットのひとつです。

特に
「シナールとビタミンCサプリの違いが分からない」
「複数の美容内服成分を自分で選ぶのが難しい」

という方は、診察を利用する方法があります。

美容内服薬とサプリの違いまとめ

美容内服薬とサプリは、どちらも錠剤やカプセルで飲むことがあるため似て見えますが、制度上の位置づけや利用する目的は同じではありません。

美容内服薬として使われる医療用医薬品は、診察を通して医師が使用する薬や組み合わせを判断します。

一般用医薬品は、商品ごとに承認された効能・効果や用法・用量があり、薬局やドラッグストアなどから購入できる医薬品です。

サプリメントは食品として、ビタミンやミネラルなどを補給する目的で利用します。

迷ったときの確認ポイント 見る内容
商品区分 医療用医薬品・一般用医薬品・食品のどれか
目的 肌悩みへの医療的な相談か、日常の栄養補助か
成分 成分名だけでなく配合全体を見る
使用量 用法・用量または1日摂取目安量を確認する
現在飲んでいるもの 処方薬・市販薬・サプリをまとめて確認する

特に重要なのは、同じビタミンCやL-システインという名前が書かれていても、医薬品とサプリを同じ商品として考えないことです。

また、「処方薬だから必ず含有量が多い」「サプリだから安全」といった単純な見分け方では、本当の違いを判断できません。

食生活を補うことが目的ならサプリ、市販薬の効能・効果に当てはまるなら一般用医薬品という選択肢があります。

自分の肌悩みに合わせた医薬品や成分を相談したい場合は、医療機関で美容内服について相談する方法もあります。

美容内服薬とサプリの違いが分かったうえで、「医師に相談しながら美容内服を始める場合はどのような内容になるのか」と気になった方は、
Actually,(アクチュアリー,)について詳しくまとめた記事も参考にしてください。

→Actually,(アクチュアリー,)の美容内服薬の口コミ・特徴を詳しく見る

 

 

 

 

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